HID社のADR300 ATOMは、パスポートやマイナンバーカード、運転免許証など多様な身分証明書に対応する多機能リーダーです。IP54の防水性能と小型設計を備え、ICチップの読み取りによる高度な本人確認を実現します。USBケーブル1本で給電と通信が可能です。
本製品はホテルのセルフチェックインや免税手続き、金融機関の本人確認業務など、幅広い分野で活用されています。主要な宿泊管理システムとの連携が可能で、開発用SDKも提供されています。将来のデジタルパスポート対応も見据え、効率的な窓口業務やセキュリティ向上を支援します。

ADR300 ATOMシリーズはHID社のベストセラーフルページパスポートリーダーです。弊社では2017年の製品発売以来日本の認定販売代理店として本製品を販売しています。
- 本製品の開発元である、英国Access-IS社は2020年にHID Global社に買収されました。
| 項 目 | 内 容 | 備 考 |
| <ハードウェア> | ||
| パスポートリーダー | ADR-300 ATOMフルページ・パスポートリーダー | |
| 大きさ (奥行x幅x高さ) | 170(縦) x 145(横)x65mm(高さ) | |
| 重 量 | 750g | |
| カメラ解像度 | 500DPI | |
| ガラス仕様 | 4mm 強化ガラス | |
| 筐体素材 | ABSプラスチック | |
| 防水性能 | IP54 | |
| 有効読取りエリア | 130 mm x 94mm | パスポート写真ページ相当 |
| インタフェース | USB3.0 x 1(TYPE B)(USB2.0 互換) | |
| 電 源 | DC5V ±5% | ACアダプターまたはUSB3.0ポートより |
| 消費電流 | (1)基本モデル 待機時 : 200mA 読取時 : 500mA | |
| ACアダプター仕様 | 入力: AC100~240V,50/60Hz 0.5A 出力: DC5.0V 3.0A 15W | GS18A05-P1J PSE(電安法準拠) 取得済 |
| 環境条件 | 温度 0~50℃ 湿度 0~95%(ただし結露しないこと) | VCCIクラスB製品 |
顔認証端末連携
Opera Cloud連携
用途
- ホテルフロント
- 各社PMS連携(Oracle OPERA Cloud対応、国産PMS連携)
- セルフチェックインキオスク
- 免税カウンター
- 入出国管理
- レンタカー受付
- パスポートセンター
- マイナンバーカード管理
- マルチリーダー(パスポート、海外/日本運転免許証、マイナンバーカード、在留資格者証)
AI まとめ
- ADR300 ATOMは多機能リーダーで、様々な身分証明書に対応しています。
- IP54の防水性能を持ち、USBケーブル一本で給電と通信が可能です。
- ホテルのセルフチェックインや免税手続きなど、多様な用途で使用されています。
- HID社は2017年からこの製品の認定販売代理店であり、開発用SDKも提供しています。
- 将来的にはデジタルパスポートにも対応することを目指しています。
採用例
















目次
FAQ : よくある質問回答集
- ADR300 ATOMは世界中のパスポートを読むことができますか?
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はい、ICAO9303に準拠した、ePassportを読むことができます。また、米国の運転免許証の読取りも可能です。
- ADR300 ATOMは日本のマイナンバーカードの読取りができますか?
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はい、ADR300-Rモデルでは別途OLIKA IDソフトウェアとの組み合わせで4種類のIDドキュメントの(ICチップ情報を含む)読取りができます。①パスポート②日本の運転免許証③マイナンバーカード④在留資格者証
- ADR300 ATOMでマイナンバーカードや在留資格者証を読むメリットは何ですか?
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各資格証の券面の文字や写真は改ざんが可能です。例えば写真を張り替えたり、有効期限を改ざんしたりすることは可能です。しかし、ICチップの内容を改ざんすることは非常に困難なため、券面だけでなく、ICチップの内容も読取り、券面情報と比較することでICカードが本物であるかを判定できます。
- ADR300 ATOMでパスポート以外の画像をコピー機代わりに取得、保存できますか?
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はい、パスポート以外の媒体も画像として読取り、保存できます。そのため、お客様の運転免許証やクレジットカードなどをコピー機の代わりに画像として保存できます。ソフトウェアにはクロップ機能があるため、読取り面に斜めに置いても自動的に正しい位置に合わせた上で保存してくれます。レンタカーの受付の際の運転免許証のコピーもこの機能で代替できます。
- ADR300 ATOMの製品の特長は何ですか?
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①:製品のサイズが最大の特徴です。フルページパスポートリーダーで高さ65mmは現在でも最小サイズです
②:USB3.0ポートを装備しており、PC側にUSB3.0ポートがあれば通信と電源供給をUSBケーブル1本でできます。これはホテルフロントのように机上のスペースやコンセントの数に制限がある場所では非常に有効です。
③:デスクトップ、キオスク(組込)も同じ製品で対応します。(設計や用途がシンプルになります)
④:ICAO9303規格に準拠したeMTDR(e Multi Travel Document Reader)のため、券面のMRZ情報の読取りだけでなく、ICチップ、IR,UVの読取りも可能です。市場のほとんどの「パスポートリーダー、パスポートスキャナー」製品はパスポートの券面のカラー画像をそのままOCR化しますが、パスポートの券面にはセキュリティーのためラミネート加工さえており、そのまま読取りを行うと光源の反射でMRZの文字がつぶれて意味取れない場合があります。専用のパスポートリーダーではMRZはIRによる読取りを行うため、ほぼ100%の読取りが可能です。
⑤:市販されているパスポートリーダーで唯一フェリカのidmの読取りが可能です。(その他マイフェアカードにも対応)
- ADR300を使用した開発は可能ですか?
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はい、製品に添付したSDKを使用してユーザーのアプリに組みこむことが可能です。対応言語はC++とC#です。SDKにはそれぞれのサンプルコードが付属しています。ちなみにOSはWIndowsとLinuxに対応しています。製品の評価、SDK貸出し、製品購入等についてはお問い合わせフォームよりご連絡下さい。
- ADR300 ATOMの耐用年数は何年ですか?
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製品としての標準耐用年数は5年です。購入後の1年目は製品保証がついていますので、自然故障(ユーザーの過失がない場合)はセンドバックによる無償修理を行います。また修理期間中は無償で代替機材を提供します。2年目以降の保証を希望される場合お問い合わせフォームよりご連絡下さい。
- 米国等で実用化が開始している「mDL」「digital passport(スマホ版パスポート)」への対応は可能ですか?
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はい、将来提供されるSDKのアップグレードで対応予定です。
